しまね産業振興財団では、各種会議室の貸し出しを行っています。コロナ禍で、利用者に安心してご利用いただけるよう、様々な感染防止対策を施してきました。消毒、ソーシャルディスタンス、そして換気の呼びかけなどなど。ただ、換気については目に見えないということもあり客観的な判断が難しい。そこで導入したのがWaKaYoでした。
貸会議室にWaKaYoとそのガイダンスを設置し、利用時の換気に対する注意喚起を行うようにしました。ランプの点灯を目安に換気を促すシンプルな運用です。誰でも簡単に「換気の必要性」が判断できるため好評で、利用者の安心につながっています。また、管理者側でモニタリングデータの記録・確認を行い、データに基づいた次回利用時の注意や、運営面でのデータの活用など、様々な可能性も感じています。
いやタクシー/東出雲観光バスは、地域ニーズ密着型でタクシー・貸切バスなどの事業を手掛けています。お客様に安心してご利用いただけるよう、空間除菌や消毒、アクリル板の設置など感染防止対策に力を入れてきました。バスには優れた空調設備が導入されています。ただ、バスの密閉空間を不安に思うお客様も…そう感じているところに出会ったのがWaKaYoでした。
車内に設置したWaKaYoのデータは、乗務員はもちろん事務所からもモニタリングし、安全な車内空間づくりに努めています。また、モニタリングデータをお客様に手元で見ていただけるようQRコードを準備。スマートフォンで読みとっていただくと、車内の二酸化炭素濃度はもちろん温度や湿度までリアルタイムで確認いただけます。必要あれば、窓を少し開け換気をしていただくなど、WaKaYoをエビデンスに、お客様とともに安心で快適な環境をつくっていきたいと思っています。