共同研究「機械学習を用いた販売数の予測及びその有効性の検証」を行いました

　当社は、しまねソフト研究開発センター様ならびに株式会社イーシーアイ様と「機械学習を用いた販売数の予測及びその有効性の検証」をテーマとして、約半年間にわたって共同研究を行いました。

　株式会社イーシーアイ様(本社：島根県出雲市)では、現在、売上実績等を基に商品毎の販売数量の予測値を算出していますが、実際の販売数と乖離が生じており、より高い精度の販売数予測を求めておられました。本研究は、機械学習を活用した販売数の予測を試行し、従来の手法に基づく予測値と比較等を行うことで、その有効性を評価するものです。

※本検証の詳細は、しまねソフト研究開発センター様内の下記サイトに掲載されています。
https://www.s-itoc.jp/support/technical-support/ml/ml-report/1211

　今回の検証から、機械学習モデルと従来の手法とでは、大差ない予測が実現可能であるという結果となりました。今回は販売実績を特徴量エンジニアリングして学習・予測を行いましたが、店舗が設置されている館の集客情報などを機械学習に加えることで、予測精度を向上させる可能性があると考えます。

　当社では、データ分析とそれを活用するための技術力をさらに向上し、企業様がもたれているデータを活用することで企業様の抱える課題解決に貢献してまいります。